「AIを使ってみたいけれど、ネットの情報は多すぎて、何から読めばよいかわからない」。そんなときは、1冊の本で、順番に学ぶ方法があります。ただ、AIの本は種類が多く、発売から時間がたつと、画面や機能が変わってしまうものもあります。

この記事では、AIを学ぶための本を選ぶときの考え方と、技術評論社が2026年に出している、初心者向けの本を4冊紹介します。なお、私は、紹介する本を読んではいません。出版社の公式ページに載っている情報(書名、発売日、価格、内容紹介、章の構成)をもとにした紹介です。内容の評価や、読んだ感想ではありません。価格や発売状況は、変わることがあります。購入前に、出版社や書店のページで確認してください。

AIの本を選ぶときの4つのポイント

1. 発売日が新しいか

AIのサービスは、画面や機能が、数か月で変わります。発売日が古い本は、手順が今の画面と違うことがあります。できるだけ、新しい本を選びましょう。

2. 自分が使いたいサービスの本か

ChatGPT、Gemini、Copilot、Claudeなど、サービスごとに画面も機能も違います。まず、自分が使いたいサービスの本を選ぶのが、いちばんわかりやすい方法です。

3. 初心者向けか、仕事向けか

基本の操作を知りたいのか、仕事で使い方を広げたいのか。章の構成を見て、自分の目的に合うか確認しましょう。

4. 使い方の本か、仕組みの本か

「どう使うか」の本と、「どういう仕組みか」の本は、別のものです。最初は、使い方の本から入って、必要に応じて、仕組みや法律の本に広げるのがおすすめです。

技術評論社の初心者向け4冊

いずれも、技術評論社の公式ページの情報をもとにした紹介です。著者は、いずれも「リンクアップ」です。

書名発売日価格(税込)ページ数
今すぐ使えるかんたんEx ChatGPT 仕事術&時短技 生成AI活用BESTセレクション2026年2月5日1,980円224
今すぐ使えるかんたんEx Copilot 仕事術&時短技 生成AI活用BESTセレクション2026年3月2日1,980円224
今すぐ使えるかんたん Gemini Notebook 仕事術&時短技2026年8月13日1,870円208
今すぐ使えるかんたんEx Claude 仕事術&時短技 生成AI活用BESTセレクション[Claude Code & Claude Cowork対応]2026年9月10日2,200円256

ChatGPTを学びたい人向け

出版社の紹介では、ChatGPTの得意とする自然な文章を生成する機能を使って、文書の作成、テキストの翻訳や要約など、おもにテキスト処理の業務を改善するためのアイデアを、多数紹介する本とされています。章の構成には、基本的な使い方、プロンプト(指示文)の工夫、文書の作成、調べもの、アイデア出し、プログラミング、スマホでの活用などが並びます。生成AIをはじめて学ぶ方も、対象読者に含まれています。

Copilotを学びたい人向け

出版社の紹介によると、Windows 11に標準で入っている無料のAIアシスタント「Copilot」の、初心者向けの解説書です。基本操作から、文書作成、Excelやプログラミングの活用、企画立案、データ分析まで、幅広い用途を技の形式で紹介しています。章には、基本操作、プロンプトのテクニック、Office連携などがあります。Copilotを仕事でもプライベートでも活用したい人、生成AIをはじめて学ぶ人が、対象と書かれています。

Geminiの周辺ツールを学びたい人向け

書名は「Gemini Notebook」です。出版社の紹介では、Googleが提供するAIノートのツールの、実践的な入門書とされています。PDF、Word、音声、動画など、複数の形式に対応し、AIにチャットで質問したり、要約をつくったりする機能を説明する本です。基本操作や便利な使い方に加えて、仕事・学習・情報整理・アイデア出しなどでの活用事例が紹介されています。Geminiアプリそのものの使い方の本ではなく、このノートのツールを中心とした本と考えられます。内容は、購入前に出版社のページで確認してください。

Claudeを学びたい人向け

出版社の紹介では、Claudeを仕事で活用したい人向けの本です。長い文章の読み書き、文書の分析、グラフやウェブアプリを作る「アーティファクト」、プロジェクトでの管理、定型作業を自動化する「スキル」、外部サービスとつなぐ「コネクタ」、さらに、作業を自動で進める「Claude Cowork」や、アプリ開発のための「Claude Code」までを扱う、とされています。全12章の構成です。基本から、応用まで幅広い内容のため、最初の1冊としては、はじめてAIに触れる方より、すでにAIを使っている方に向くかもしれません。

本で学ぶときの進め方

  1. まず、1冊を決める: あれこれ買わず、使いたいサービスの本を1冊に絞ります
  2. 手を動かしながら読む: 読むだけでなく、AIを開いて、本の例を試しましょう
  3. 画面が違ったら、公式を見る: 本の画面と違うときは、公式ヘルプの案内を優先します
  4. 発売日から時間がたったら、ネットの情報で補う: 機能が変わるため、新しい情報を、公式ページで確認しましょう

本と、ネットの情報の使い分け

本は、順番に学べる点がよさです。ネットの情報や公式ヘルプは、最新の機能や料金を確認するのに向きます。

知りたいこと向いているもの
基本から順番に学びたい本
最新の料金・機能を知りたい公式サイト・公式ヘルプ
特定の困りごとを、すぐに解決したい検索、公式ヘルプ、解説記事
持ち歩いて、いつでも読みたい本(紙・電子)

つまずきやすい点

  • 本の画面と、実際の画面が違う: AIのサービスは、更新が速いためです。公式ヘルプを見ながら、読み進めましょう
  • 難しくて、途中でやめてしまった: 全部を読まなくても大丈夫です。必要な章だけ、拾い読みしましょう
  • どれを選べばよいか決められない: 使いたいサービス(ChatGPT、Copilotなど)を、まず1つに決めましょう

よくある質問

紹介された本は、どれがいちばんおすすめですか。

この記事では、本を読んでいないため、優劣はつけません。使いたいサービスに合わせて、出版社の紹介や、目次を見て、選んでください。

電子書籍でもよいですか。

出版社のページには、電子版のISBNが載っている本もあります。電子版の有無や価格は、書店のページで確認してください。

本は、買った方がよいですか。無料の情報で足りますか。

目的と好みで変わります。順番に学びたい方には、本が向いています。まず無料の公式ヘルプやサービスの画面で、試してみるのも一つの方法です。

まとめ

AIの本を選ぶときは、発売日が新しいか、使いたいサービスの本か、初心者向けか、使い方の本かを確認しましょう。技術評論社からは、ChatGPT、Copilot、Gemini関連、Claudeの、初心者向けの本が、2026年に出ています。

どの本でも、最新の画面や機能が、本と違うことがあります。公式ヘルプも使いながら、手を動かして、学んでみてはいかがでしょうか。

公式情報の確認先

価格や発売状況は変わることがあります。内容は、2026年10月3日時点の情報に基づいています。